“知多”の読み方と例文
読み方割合
ちた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尾張おわり知多ちた半島などでこの遊びをネギゴトといい、それに使う木の棒をネギというのも、同じ念木ねんぎという語の地方音だったかも知れぬが
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
水野下野守信元みずのしもつけのかみのぶもとは、知多ちた郡の緒川おがわを領していて、これは織田幕下だが、血縁からいえば三河の松平元康の伯父にあたる者である。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
明治十四年の夏、当時名古屋鎮台につとめていた父に連れられて知多ちた郡の海岸の大野とかいうところへ「塩湯治しおとうじ」に行った。
海水浴 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)