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内海
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うつみ
ふりがな文庫
“
内海
(
うつみ
)” の例文
尾張国
内海
(
うつみ
)
というところまで来たときは、てっきりそこが、最後だと思った。というのは、故左馬頭義朝が討たれた
縁
(
ゆかり
)
の地だったからである。
現代語訳 平家物語:11 第十一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
そら、そこに、向ふに、山が見えるでせう、あれが、
内海
(
うつみ
)
の秋葉山です。あれで、知多では、一番高い山です。
知多の野間で
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
「府中の寺院、町道場など、武芸者の立ち寄りそうな箇所へは、
安積
(
あさか
)
様、
内海
(
うつみ
)
様などが、手分けして調べて参るといっておりましたが、まだあの六名がたは」
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
捺染物
(
なせんもの
)
や
綿
(
めん
)
ネルやまた家具の如きも、産額は大きなものでありますが商品に
止
(
とどま
)
るというだけであります。それより
黒江
(
くろえ
)
町の漆器や
内海
(
うつみ
)
町の番傘の方が記録されてよいでありましょう。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
映画脚本作家
内海
(
うつみ
)
某が一番若く、平均年齢はまづ四十五六といふところであらう。
泉
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
▼ もっと見る
「イヤ結構……結構も
可笑
(
おか
)
しい、アハハハハハ。トキニ何は、
内海
(
うつみ
)
は居ますか」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
「皆もう多少来ている。
内海
(
うつみ
)
君を見給え。僕よりもひどいや」
母校復興
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
飛ぶものは
尾翼
(
びよく
)
平らに今あらし瀬戸の
内海
(
うつみ
)
の夏夕霞
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
「武蔵どのの、この御書面を
携
(
たずさ
)
えてすぐ、
内海
(
うつみ
)
孫兵衛丞どのや、その
他
(
た
)
の衆に、廻状いたして来い」
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
戦後新免伊賀殿の内の六人衆といわれる
内海
(
うつみ
)
孫兵衛、安積小四郎、香山半兵太、船曳杢右衛門、井戸亀右衛門、木南加賀右衛門などとよぶ家臣たちが、小倉に流れて来て、小さな借家に同居し
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
見れば、席というのは、河原へ敷いた二、三枚の
莚
(
むしろ
)
でしかない。その莚の上に、最前の香山、
内海
(
うつみ
)
の二老人を
頭
(
かしら
)
に、井戸
亀右衛門丞
(
かめえもんのじょう
)
、
船曳杢右衛門丞
(
ふなひきもくえもんのじょう
)
、
安積
(
あさか
)
八弥太など、膝も崩さず坐っていた。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“内海”の解説
内海(ないかい)とは、陸地と陸地との間に挟まれ、狭い海峡によって外洋と繋がっている海域。
(出典:Wikipedia)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
“内海”で始まる語句
内海孫兵衛丞
内海外海
内海文三
内海紀伊