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工面
ふりがな文庫
“工面”の読み方と例文
読み方
割合
くめん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くめん
(逆引き)
「田町の大澤彦四郎といふ、
工面
(
くめん
)
の良い浪人者が、軒下に
唸
(
うな
)
つてゐる急病人を助けたばかりに、危なく殺されかけたといふ話ですよ」
銭形平次捕物控:296 旅に病む女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
この信者のなかで
工面
(
くめん
)
のよさそうな奴を奥座敷へ引き摺り込んで、どう誤魔化すのか知らねえが、多分の金を寄進させるという噂だ。
半七捕物帳:26 女行者
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
少年時代は物質上の心配、パンを稼ぐ
工面
(
くめん
)
、——年齢の割にあまりにも早く課せられたそんな仕事のために憂鬱なものとなっていた。
ベートーヴェンの生涯:02 ベートーヴェンの生涯
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
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“工面”の意味
《名詞》
必要な金品を揃えようとあれこれやりくりすること。
金回り。
(出典:Wiktionary)
工
常用漢字
小2
部首:⼯
3画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
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