“くめん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
工面95.7%
苦面0.9%
具面0.9%
垢面0.9%
身代0.9%
酗䤄0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この信者のなかで工面のよさそうな奴を奥座敷へ引き摺り込んで、どう誤魔化すのか知らねえが、多分の金を寄進させるという噂だ。
半七捕物帳:26 女行者 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
アンチャンは洋服代の苦面がつかず、いまだに目的を達してゐない。手下のパンパンが十七人、十八九から二十二三まで、たいがい女学校卒業の家出娘で、住所もなければ配給もない。
金銭無情 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
ヤリクリ苦面してアルコール類、食料、調味料をとゝのへて、釘づけの店の扉をあける。更生開店、しかしお衣ちやんを店へさらすわけにいかないから全然一室に鎮座してもらつて、自らコック。
金銭無情 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
無理な具面も自分が可愛いからで、自分の口の問題だからだ。
凡愚姐御考 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
洛中に着くと秀吉は、供の面々へは、旅舎で休めと、わりを与えたが、自身は戦陣のにまみれた軍装と、の伸びた垢面のまま、すぐ二条城へ上って
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼様身代のよくなるのも、とは悪い事をして居るだろうぐらいの話をして居る奴もあるから、殺した跡で世間体がいから、死骸でも引取って、とかとか名を付けて
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
一、詩歌の小集あらん時吟詠ならざるものは、金谷の罰を用ゆる時は酗䤄ふべし、く月川七の倍数を茶に換ふべし
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)