“しんしょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
心緒25.0%
身上25.0%
身代16.7%
信書8.3%
晋書8.3%
深処8.3%
清初8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は何処までも涙で顔をよごさずに、きれいに事を運びたかった。妻の心緒しんしょと自分の心緒とが一つの脳髄の作用のように理解し合って別れたかった。
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「そうだといって、しかし。……真逆まさかしかしチョコが、自分でこれ身上しんしょをなげ出してかゝるんじゃァ……?」
春泥 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
いい気になって、カササギよろしく婦人解放論をまくし立てたり、まあそんな恋愛感情におぼれているうちに、身代しんしょはんぶんがた、すっちまいましたよ。
さっそく荷物を運び入れて落ちついた。中島は学校へ出る。矢野は国もとやら、友人やらへ、当分ここにいるおもむきの信書しんしょを書いた。
廃める (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
世説せせつ左伝さでん戦国策せんごくさく老子ろうし荘子そうしと云うようなものもく講義を聞き、そのきは私ひとりの勉強、歴史は史記を始め前後漢書ぜんごかんしょ晋書しんしょ五代史ごだいし元明史略げんみんしりゃくと云うようなものも読み
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
詩歌の本流というものもちょうどこうした深処しんしょにあってかすかに、力強く流るるものだ。この本流のまことの生命力を思わねばならない。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
また蕪村の俳句はむしろ晩唐に類似を見るとの説も当らず。蕪村と似たる詩人を求むるに、ほとんど似よりたる者を見ず。もし蕪村時代の俳句界に似たる者を求むれば、清初しんしょの詩界最もこれに近かるべし。
人々に答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)