身代しんしょ)” の例文
肉の薄いのは身代しんしょせたのではない。大人は評判の蓄財家で、勤倹の徳は、範を近代に垂るるといっても可いのですから。
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いい気になって、カササギよろしく婦人解放論をまくし立てたり、まあそんな恋愛感情におぼれているうちに、身代しんしょはんぶんがた、すっちまいましたよ。