“しんしやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シンシヤウ
語句割合
身上94.5%
神将1.8%
価値0.9%
價値0.9%
寝床0.9%
新荘0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことながあひだ野田のだ身上しんしやうつて近所きんじよくら親方おやかたをしてるのが郷里きやうりちかくからたので自然しぜん知合しりあひであつたが、それが卯平うへい引退いんたいすゝめた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
えびら神将しんしやう
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
手軽に考へたいかさま学説をむりに社会へ押売にするのは、えら大伎倆だいぎりやうで。ここが学者の学者たる価値しんしやうかも知れんが、俺は何だか虫が好かんのだ。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
たしか左樣さうつてりまするけれどいますこしもうらことをいたしません、なるほど此話このはなしをかしてくださらぬが旦那樣だんなさま價値しんしやう
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
寝床しんしやうわれを呑み、睡眠われを無何有郷むかうきやうに抱き去らんとす。然れどもわれは生命いのちある霊景と相契和しつゝあるなり。枕頭の燈火、が為に広室ひろまを守るぞ。
松島に於て芭蕉翁を読む (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
倉知氏はその薫子の自筆なることを信じてゐる。一説に薫子の書の正本は丹波国船井郡新荘しんしやう村船枝の船枝神社の神職西田次郎と云ふ人が蔵してゐると云ふ。是は三宅武彦さんの語る所である。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)