“此話”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
このはなし77.8%
このはな22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
著者ちよしやはじ此話このはなし南洋傳來なんようでんらいのものではあるまいか、とうたがつてみたこともあるが、近頃ちかごろ研究けんきゆう結果けつか、さうでないようにおもはれてたのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
此話このはなし雪国の人すらしんじがたくおもへども、つら/\思量おもひはかるに、十月の初雪より十二月廿五日までおよその日数ひかず八十日のあひだに五尺づゝの雪ならば、廿四丈にいたるべし。
たしか左樣さうつてりまするけれどいますこしもうらことをいたしません、なるほど此話このはなしをかしてくださらぬが旦那樣だんなさま價値しんしやう
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
姉樣ねえさまたちの御存ごぞんじはなきことなり、もう此話このはなしはしまするほどに、なんぞお前樣まへさま今日けふあそびて、面白おもしろおもひしおはなしがあらばかしてくだされ、今日けふ吾助ごすけがどのやうなおはなしをいたしました。
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)