“老子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろうし72.2%
らうし27.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老子ろうしの無の哲学も、みんな現実を否定し、いつかは地球も人類も亡びてしまうと予言している、人間はよき社会生活をしようと苦心しながら
おごそかな渇き (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
これははなはだ着実な議論であるが、さらに一歩を進めて高い見地よりみれば、老子ろうしの言うごとく、名の名とすべきは常の名にあらずである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
元來ぐわんらいりよ科擧くわきよおうずるために、經書けいしよんで、五ごんつくることをならつたばかりで、佛典ぶつてんんだこともなく、老子らうし研究けんきうしたこともない。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
よつせいいへせり。の・老子らうしまなものすなは儒學じゆがくしりぞけ、儒學じゆがくまた老子らうししりぞく。『みちおなじからざれば、あひめにはからず』とは、あにこれ