“しんだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シンダイ
語句割合
身代61.0%
寝台21.0%
財産6.7%
寢臺2.9%
資産2.9%
神代1.9%
家産1.0%
富豪1.0%
新題1.0%
秦代1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
借る程の者なれば油斷ゆだんならざる男なりと言れし時三郎兵衞はギヨツとせし樣子やうすを見られしが又四郎右衞門は身代しんだい果程はてほどありこまつた事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
今夜、わたしは、その最後の一幕ひとまくを見たのです。そのせまい小路で、その女は死のやまいにとりつかれて、寝台しんだいの上に横になっていました。
弟の堅く分居せんといひ張りてまぬに打負けて、ついに一切の財産しんだい正半分まふたつにし、その一方を弟に与へぬ。
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
藥水やくすゐ飮干のみほすとやがて眩暈げんうんしたる思入おもひいれにて、寢臺しんだいうへとばりうちたふむ。
うちでも御祈祷してもらいたいと頼んで来たのは、横浜のドル相場で資産しんだいをこしらえ、メキメキと派手な暮しを展開してきた、古鉄から鉄物問屋になった四ツ岸だった。
かの神代かみよ三神さんしん瓊瓊杵尊にゝぎのみこと彦火火出見尊ひこほほでみのみことそれから鸕鷀草茅葺不合尊うがやふきあへずのみこと御陵ごりようは、今日こんにち九州きゆうしゆうみなみ日向ひうが大隅おほすみ薩摩さつまほうさだめられてありますが、それは神代しんだい御陵ごりようでありますからいままをしません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
こは浜方より運送の多寡、かつ諸方への出入り勘定、みなことごとく帳に託す。しかればかの帳はわが家産しんだいなるを、あわただしき騒ぎに紛れ、焼き失いしやふつにみえず。
またゝく間に一万の富豪しんだい! だから、村では根本の家をあまり好くは言はぬので、その賽銭箱の切取つた処には今でも根本三之助窃盗と小さく書いてあつて、金を二百円出すから
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
帆村は、謎々なぞなぞ新題しんだいにぶつかったような顔付をして、一寸ちょっと首を曲げた。
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
風雅ふうがの友が秦代しんだい名硯めいけんを手に入れたので、詩会を催すというから、こよいは一人で行ってくる」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)