“しんだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シンダイ
語句割合
身代58.2%
寝台20.9%
財産7.7%
寢臺3.3%
資産3.3%
神代2.2%
家産1.1%
富豪1.1%
新題1.1%
秦代1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鍋久は鉄物屋といってもおもに鍋釜類をあきなう問屋で、土地の旧家の釜浅に次ぐ身代しんだいであると云われていた。
半七捕物帳:49 大阪屋花鳥 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
龍華寺りうげじ大和尚だいおしよう身代しんだいともふとりたるはらなり如何いかにも美事みごと
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
そのとき、寝台しんだいのまわりの花模様のついているサラサのカーテンが動いて、そこから子供の顔が外をのぞくのが見えました。
寝台しんだい西洋㡡せいようがや、洗面台、——今はすべてが昼のような光の中に、嬉しいほどはっきり浮き上っている。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
お浪の家は村で指折ゆびおり財産しんだいよしであるが、不幸ふしあわせ家族ひとが少くって今ではお浪とその母とばかりになっているので
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
だから、まだ籍も何も入れてない赤の他人で、一生懸命に働いて行くうちに、私達が死ねば、お礼にお前と、この家の財産しんだいを遣る口約束がしてあるだけの人間だよ。
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
寢臺しんだいだとか爐邊ろへん模樣もようなどが地方々々ちほう/\べつ區別くべつしてならべてあるのです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
藥水やくすゐ飮干のみほすとやがて眩暈げんうんしたる思入おもひいれにて、寢臺しんだいうへとばりうちたふむ。
資産しんだいはむしろ実家さとにもまさりたらんか。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
前承のおおかめさんは、たしかに鬼眼鏡の有名な遊興によって、発奮したといってもよいのは、彼女も八丁堀の古着やの娘であったし、俺も働いて資産しんだいをつくったのだという威張りと、亭主が、横浜まで裸で
それは神代しんだい御陵ごりようでありますからいままをしません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
古事記こじき神代しんだいまきに、豐玉姫とよたまひめからおうまれになられたお子様こさまを、いもうと玉依姫たまよりひめ養育よういくされたとあるのは、つまりそうった秘事ひじ暗示あんじされたものだとうけたまはります。
しかればかの帳はわが家産しんだいなるを、あわただしき騒ぎに紛れ、焼き失いしやふつにみえず。
養蚕やうさんを為る、金貸を始める、またゝく間に一万の富豪しんだい! だから、村では根本の家をあまり好くは言はぬので、その賽銭箱の切取つた処には今でも根本三之助窃盗と小さく書いてあつて、金を二百円出すから
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
帆村は、謎々なぞなぞ新題しんだいにぶつかったような顔付をして、一寸ちょっと首を曲げた。
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
風雅ふうがの友が秦代しんだい名硯めいけんを手に入れたので、詩会を催すというから、こよいは一人で行ってくる」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)