“資産”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しさん60.0%
しんだい30.0%
かね10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗助(そうすけ)は相當(さうたう)に資産(しさん)のある東京(とうきやう)ものゝ子弟(してい)として、彼等(かれら)に共通(きようつう)な派出(はで)な嗜好(しかう)を學生(がくせい)時代(じだい)には遠慮(ゑんりよ)なく充(み)たした男(をとこ)である。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
資産(しんだい)はむしろ実家(さと)にも優(まさ)りたらんか。新華族のなかにはまず屈指(ゆびおり)といわるるだけ、武男の父が久しく県令知事務めたる間(ま)に積みし財(たから)は鉅万(きょまん)に上りぬ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
資産(かね)のあるにまかせて、堀留から蠣殻町まで、最も殷賑(いんしん)な人形町通りを、取りまき出入りの者を引きしたがえて、廓(くるわ)のなかを、大尽(だいじん)客がそぞめかすように、日ごとの芝居茶屋通いで