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鉅万
ふりがな文庫
“鉅万”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょまん
75.0%
きよまん
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょまん
(逆引き)
あの男が少壮にして
鉅万
(
きょまん
)
の富を譲り受けた時、どう云う志望を
懐
(
いだ
)
いていたか、どう云う活動を試みたか、それは僕に語る人がなかった。
百物語
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
資産
(
しんだい
)
はむしろ
実家
(
さと
)
にも
優
(
まさ
)
りたらんか。新華族のなかにはまず
屈指
(
ゆびおり
)
といわるるだけ、武男の父が久しく県令知事務めたる
間
(
ま
)
に積みし
財
(
たから
)
は
鉅万
(
きょまん
)
に上りぬ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
鉅万(きょまん)の例文をもっと
(6作品)
見る
きよまん
(逆引き)
遠慮なく云へば、
鉅万
(
きよまん
)
の市価を得た足利時代の能衣裳の前よりも、この前には更に潔く、頭を下げざるを得なかつたのである。
竜村平蔵氏の芸術
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
宮殿に住んでゐたこともある。それからずつと
鉅万
(
きよまん
)
の金を扱ふ実業家にもなつてゐた。
亜米利加
(
アメリカ
)
では村を一つ建設した。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
鉅万(きよまん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“鉅万”の意味
《名詞》
非常に多くの数量。
(出典:Wiktionary)
鉅
漢検1級
部首:⾦
13画
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
“鉅”で始まる語句
鉅匠
鉅鹿
鉅
鉅作
鉅商
鉅鹿郡
鉅儒名匠
“鉅万”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
南方熊楠
森鴎外
正岡子規
岡本かの子
芥川竜之介