“屈指”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くっし78.6%
ゆびをり14.3%
ゆびおり7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二陣に和田五郎正隆(まさたか)、同苗(どうみょう)助康、八木ノ入道法達(ほうたつ)、神宮寺正師(まさもろ)などの——いくさの駈引きにも騎馬戦にも屈指(くっし)な者をすえていた。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
五年目(ごねんめ)には田地(でんち)も取返(とりかへ)し、畑(はたけ)は以前(いぜん)より殖(ふ)え、山懷(やまふところ)の荒地(あれち)は美事(みごと)な桑園(さうゑん)と變(へん)じ、村内(そんない)でも屈指(ゆびをり)の有富(いうふう)な百姓(ひやくしやう)と成(な)り終(おは)せたのです。しかも彼(かれ)の勞働辛苦(らうどうしんく)は初(はじめ)と少(すこし)も變(かは)らないのです。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
資産(しんだい)はむしろ実家(さと)にも優(まさ)りたらんか。新華族のなかにはまず屈指(ゆびおり)といわるるだけ、武男の父が久しく県令知事務めたる間(ま)に積みし財(たから)は鉅万(きょまん)に上りぬ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)