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山懷
ふりがな文庫
“山懷”の読み方と例文
新字:
山懐
読み方
割合
やまふところ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまふところ
(逆引き)
「
女
(
をんな
)
だ。
何
(
ど
)
うしたい、」と
言
(
い
)
ひながら、
袖崎
(
そでさき
)
は
尾上
(
をのへ
)
の
松
(
まつ
)
を
仰
(
あふ
)
いだ。
山懷
(
やまふところ
)
に
絽
(
ろ
)
が
暗
(
くら
)
く、
髮
(
かみ
)
黒
(
くろ
)
く、
月影
(
つきかげ
)
に
其
(
そ
)
の
色
(
いろ
)
が
白
(
しろ
)
い。
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
東の山續きの左の方の、
山懷
(
やまふところ
)
のやうになつたところに、
先刻
(
さつき
)
汽車から見えてゐた東光院らしいものが現はれて來た。
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
我が處女作は明治四十四年三月相州湯河原の
山懷
(
やまふところ
)
の流に近き宿の古く汚れたる机の上に成りぬ。
貝殻追放:008 「その春の頃」の序
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
山懷(やまふところ)の例文をもっと
(8作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
懷
部首:⼼
19画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車
“山懷”のふりがなが多い著者
上司小剣
泉鏡太郎
水上滝太郎
泉鏡花
国木田独歩