“屈辱”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
くつじょく52.4%
くつじよく33.3%
くつぢよく4.8%
はじ4.8%
はぢ4.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“屈辱”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語(児童)9.1%
文学 > 日本文学 > 戯曲0.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その精神がことごとにあらわれますから、当時の滞仏士官たいふつしかんも、さほどの屈辱くつじょくを受けずにすみました。
国際射的大競技 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
それが彼の醜悪しゅうあく屈辱くつじょくの過去の記憶を、浄化じょうかするであろうと、彼は信じたのであった。
贋物 (新字新仮名) / 葛西善蔵(著)
屈辱くつじよくかうむつたために自殺した女の話は、枚挙まいきよし難いといつてもよい。
日本の女 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
平次の穩やかな調子も、この浪人者の未亡人の、屈辱くつじよく的な氣持をほぐすには足りません。
負けん氣の萬七には、それは我慢のできない屈辱くつぢよくでしたが、陽はけて早くも晝を過ぎてゐるのに、まだ下手人の見當もつかないやうでは、檢屆の役人への言ひ譯も立たなかつたのです。
こんな棒切れのような長人参などを二人の前へさしだしたら、馬も老人も、軽蔑のあまり笑いだしてしまうことだろう。ひょっとしたら、屈辱はじの感情のために、真っ赤になってしまうかも知れない。
キャラコさん:10 馬と老人 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
今日コヽに同じ境遇の人達とへだてなく語り合つて居るのです、私の近き血縁を云へばたつた一人の伯母がある、今でも訪ふ人なき秩父の山中に孤独ひとりで居る、世の中は不人情なものだと断念してどうしても出て来ない、——花さん、屈辱はぢを言へば
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)