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仁體
ふりがな文庫
“仁體”のいろいろな読み方と例文
新字:
仁体
読み方
割合
にんてい
66.7%
じんてい
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にんてい
(逆引き)
客といふのは四十五六の立派な
仁體
(
にんてい
)
、
身扮
(
みなり
)
は地味で目立ちませんが、行屆いたたしなみで、何樣容易ならぬものを感じさせます。
銭形平次捕物控:283 からくり屋敷
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
が、
四疊半
(
よでふはん
)
でも
六疊
(
ろくでふ
)
でも、
琵琶棚
(
びはだな
)
つきの
廣間
(
ひろま
)
でも、そこは
仁體
(
にんてい
)
相應
(
さうおう
)
として、これに
調子
(
てうし
)
がついて、
別嬪
(
べつぴん
)
の
聲
(
こゑ
)
で
聞
(
き
)
かうとすると、
三味線
(
さみせん
)
の
損料
(
そんれう
)
だけでもお
安
(
やす
)
くない。
白
(
しろ
)
い
手
(
て
)
の
指環
(
ゆびわ
)
の
税
(
ぜい
)
がかゝる。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
仁體(にんてい)の例文をもっと
(4作品)
見る
じんてい
(逆引き)
つけられて、臺本通り實は黒雲源左衞門の娘などと尤もらしくやつた。あの人は
仁體
(
じんてい
)
が良いから
大概
(
たいがい
)
の嘘も本當に聞える、大した役者だつたよ
銭形平次捕物控:278 苫三七の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
相手は町内でも人に立てられる三好屋の隱居、十
徳
(
とく
)
まがひの
被布
(
ひふ
)
かなんか着て、
雜俳
(
ざつぱい
)
に凝つて居ようといふ
仁體
(
じんてい
)
ですが、話が不意だつたので、平次はツイ梅干を
聯想
(
れんさう
)
せずには居られなかつたのです。
銭形平次捕物控:027 幻の民五郎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
仁體(じんてい)の例文をもっと
(2作品)
見る
仁
常用漢字
小6
部首:⼈
4画
體
部首:⾻
23画
“仁”で始まる語句
仁
仁王
仁和寺
仁王立
仁王門
仁慈
仁丹
仁和賀
仁義
仁田
“仁體”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
野村胡堂
泉鏡花