“仁体”のいろいろな読み方と例文
旧字:仁體
読み方割合
じんてい83.3%
にんてい16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殊勝な、優しい、最愛いとしい人だ。これなら世話をしても仔細しさいあんめえ。第一、あの色白な仁体じんていじゃ…………仁右衛門よ。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
石川良右衛門は苗字帯刀みょうじたいとうを許された大町人で、五十前後の立派な仁体じんてい、これは武家の出だということで、進退動作なんとなく節度にかなっております。
父親の紋兵衛は六十前後、思慮も分別も申分がない仁体にんていですが、せがれの不心得から、御用聞にたびたびやって来られるのだけは、我慢のならぬ屈辱を感ずる様子です。