仁体にんてい)” の例文
旧字:仁體
父親の紋兵衛は六十前後、思慮も分別も申分がない仁体にんていですが、せがれの不心得から、御用聞にたびたびやって来られるのだけは、我慢のならぬ屈辱を感ずる様子です。