“倅”の読み方と例文
読み方割合
せがれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この晩庄吉は泥酔したのが失敗のもとで、夢遊歩行にの寝床を乗りこえ女房のバリケードをのりこえて女学生めがけて進撃に及ぶ。
オモチャ箱 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
京屋の家族は、の善太郎たった一人だけ。これは人間がだいぶ甘く、二十二にもなっているのに、禿ほどの役にも立ちません。
髪の毛でも送って来なければ、りようがなかった。夭死して、頼みの綱の孫がまた、戦死した祖父のは、寂しそうであった。
戦争雑記 (新字新仮名) / 徳永直(著)