“御仁体”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごじんてい80.0%
ごにんてい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが一向判りません、全くの振りのお客で。それに、こんな場所へは滅多にいらっしゃりそうもない御仁体ごじんていでしたが、御帰りの時は大層な御奮発で、女中に一ずつ祝儀を
作家の魂という仮想なしに御仁体ごじんていに直面してゆくことは、文学の経験として大変いいわね。
「どう仕りまして……飛んだ周章者うろたえもので御座います。御仁体ごにんていをもわきまえませず、御都合も伺いませずに斯様かような事を取計とりはからいまして……」
斬られたさに (新字新仮名) / 夢野久作(著)