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仁体
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じんてい
ふりがな文庫
“
仁体
(
じんてい
)” の例文
旧字:
仁體
殊勝な、優しい、
最愛
(
いとし
)
い人だ。これなら世話をしても
仔細
(
しさい
)
あんめえ。第一、あの色白な
仁体
(
じんてい
)
じゃ……
化
(
ば
)
……仁右衛門よ。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
石川良右衛門は
苗字帯刀
(
みょうじたいとう
)
を許された大町人で、五十前後の立派な
仁体
(
じんてい
)
、これは武家の出だということで、進退動作なんとなく節度にかなっております。
銭形平次捕物控:072 買った遺書
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「おい、」と心安げに答えたのは
和尚天窓
(
おしょうあたま
)
で、背広を着た柔和な
仁体
(
じんてい
)
、篠塚
某
(
なにがし
)
という哲学家。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
相手は町内でも人に立てられる
三好屋
(
みよしや
)
の隠居、十徳まがいの
被布
(
ひふ
)
かなんか着て、
雑俳
(
ざっぱい
)
に凝っていようという
仁体
(
じんてい
)
ですが、話が不意だったので、平次はツイ梅干を連想せずにはいられなかったのです。
銭形平次捕物控:027 幻の民五郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
六十年配の穏やかな
仁体
(
じんてい
)
です。
銭形平次捕物控:051 迷子札
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
仁
常用漢字
小6
部首:⼈
4画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“仁”で始まる語句
仁
仁王
仁和寺
仁王立
仁王門
仁慈
仁丹
仁和賀
仁義
仁田