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仁體
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にんてい
ふりがな文庫
“
仁體
(
にんてい
)” の例文
新字:
仁体
客といふのは四十五六の立派な
仁體
(
にんてい
)
、
身扮
(
みなり
)
は地味で目立ちませんが、行屆いたたしなみで、何樣容易ならぬものを感じさせます。
銭形平次捕物控:283 からくり屋敷
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
が、
四疊半
(
よでふはん
)
でも
六疊
(
ろくでふ
)
でも、
琵琶棚
(
びはだな
)
つきの
廣間
(
ひろま
)
でも、そこは
仁體
(
にんてい
)
相應
(
さうおう
)
として、これに
調子
(
てうし
)
がついて、
別嬪
(
べつぴん
)
の
聲
(
こゑ
)
で
聞
(
き
)
かうとすると、
三味線
(
さみせん
)
の
損料
(
そんれう
)
だけでもお
安
(
やす
)
くない。
白
(
しろ
)
い
手
(
て
)
の
指環
(
ゆびわ
)
の
税
(
ぜい
)
がかゝる。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
父親の紋兵衞は六十前後、思慮も分別も申分がない
仁體
(
にんてい
)
ですが、伜の不心得から、御用聞に度々やつて來られるのだけは、我慢のならぬ
屈辱
(
くつじよく
)
を感ずる樣子です。
銭形平次捕物控:123 矢取娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
主人の金右衞門は五十七八の老人で、ひどい西國
訛
(
なまり
)
ですが、如何にも穩やかな
仁體
(
にんてい
)
でした。
銭形平次捕物控:202 隠し念仏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
仁
常用漢字
小6
部首:⼈
4画
體
部首:⾻
23画
“仁”で始まる語句
仁
仁王
仁和寺
仁王立
仁王門
仁慈
仁丹
仁和賀
仁義
仁田