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くつじよく
ふりがな文庫
“くつじよく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
屈辱
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屈辱
(逆引き)
平次の穩やかな調子も、この浪人者の未亡人の、
屈辱
(
くつじよく
)
的な氣持をほぐすには足りません。
銭形平次捕物控:256 恋をせぬ女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
續いて押入から飛出した平次、八五郎の組敷いたのを見ると、それが何んと、忠義酒屋の看板で奉公人の
龜鑑
(
きかん
)
のやうに思はれて居た、喜三郎の絶望と
屈辱
(
くつじよく
)
に歪む恐ろしい顏ではありませんか。
銭形平次捕物控:161 酒屋忠僕
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
錢形平次の手柄は、いやが上にも評判になつて、うつかり外へ出ても、人に顏を見られるやうな此頃ですが、平次に取つては、それがまた、たまらない
屈辱
(
くつじよく
)
のやうな氣がしてならなかつたのです。
銭形平次捕物控:043 和蘭カルタ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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