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屈伏
ふりがな文庫
“屈伏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くっぷく
60.0%
くつぷく
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くっぷく
(逆引き)
何でも
宜
(
よ
)
い素晴らしくそしてしみじみと本質的なものに
屈伏
(
くっぷく
)
させられるような領土をかの女は世の中の方にもまだ欲しい。
かの女の朝
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
どうせ、こんな
手合
(
てあい
)
を
弁口
(
べんこう
)
で
屈伏
(
くっぷく
)
させる手際はなし、させたところでいつまでご交際を願うのは、こっちでご免だ。学校に居ないとすればどうなったって構うもんか。また何か云うと笑うに違いない。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
屈伏(くっぷく)の例文をもっと
(3作品)
見る
くつぷく
(逆引き)
見て實に
閉口
(
へいこう
)
屈伏
(
くつぷく
)
したりと思はるゝならんが此伊賀亮が
思
(
おも
)
ふには今日大岡が恐れ入りしは
僞
(
いつは
)
りにて多分病氣を申立引籠るべし其内に紀州表を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
否、それに
忍從
(
にんじう
)
し、それに
屈伏
(
くつぷく
)
して、
慘
(
いた
)
ましき二重の生活を續けて行く外に此の世に生きる方法を有たないではないか。
歌のいろ/\
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
屈伏(くつぷく)の例文をもっと
(2作品)
見る
屈
常用漢字
中学
部首:⼫
8画
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“屈”で始まる語句
屈
屈竟
屈託
屈托
屈強
屈辱
屈指
屈曲
屈原
屈託顔
“屈伏”のふりがなが多い著者
作者不詳
石川啄木
夏目漱石
岡本かの子
小川未明