“屈曲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くつきよく23.1%
くっきょく23.1%
まが15.4%
えんぢぐんぢ7.7%
ひねく7.7%
まがり7.7%
まがりくねり7.7%
をりまがり7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水流を渉(わた)るの勝(まさ)れるに如かず、され共渉水亦困難(こんなん)にして水中石礫(せきれき)累々(るゐ/\)之を踏(ふ)めば滑落せざること殆(ほとんど)稀(まれ)なり、衆皆石間(せきかん)に足(あし)を突(つ)き入れて歩(あゆ)む、河は山角を沿(そ)ふて甚(はなはだ)しく蜿蜒(えん/\)屈曲(くつきよく)し
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
なだらかな勾配(こうばい)のところ/″\に形の面白い石を配置し、落ちて来る水がそれらの間を屈曲(くっきょく)しつゝ白泡(しろあわ)立って流れるように作られてい
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
然(しか)し彼(かれ)をして露西亞(ロシヤ)に住(すま)はしめたならば、彼(かれ)必(かなら)ず十二月(ぐわつ)所(どころ)ではない、三月(ぐわつ)の陽氣(やうき)に成(な)つても、室(へや)の内(うち)に籠(こも)つてゐたがるでせう。寒氣(かんき)の爲(ため)に體(からだ)も何(なに)も屈曲(まが)つて了(しま)ふでせう。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
大(えけ)え青大將(あをだいしやう)だから畜生(ちきしやう)縮(ちゞま)つて屈曲(えんぢぐんぢ)した時(とき)や引(ひ)つ掛(かゝ)つて仲々(なかなか)動(いご)かねえだ、それからうゝんと引(ひ)き伸(のば)しちやこすつたな、さうしたら斯(か)う塊(かたまり)ごりつ/\とこけんの知(し)れたつけな、さうしたらなあにけろりよ
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
私は濃霧の海上に漂う船のように何一つ前途の方針、将来の計画もなしに、低い平(ひらた)い板屋根と怪物のように屈曲(ひねく)れた真黒(まっくろ)な松の木が立っている神戸の港へ着きました。
監獄署の裏 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
諸(すべて)の谷は埋られ、諸の山と崗とは夷(たいら)げられ、屈曲(まがり)たるは直くせられ、崎嶇(けわしき)は易(やす)くせられ、諸の人は皆神の救を見ることを得ん
秋山に良材(りやうざい)多しといへども、村中(そんちゆう)をながるゝ中津川屈曲(まがりくねり)深き所浅き所ありて筏(いかだ)をくだしがたく、又は牛馬をつかはざれば良材(りやうざい)を出しがたく、財(ざい)をうる事難(かた)ければ天然(てんねん)の貧地(ひんち)也。
掛(かく)るうち姿は見えずナニ幾許(いくら)ほど近いものかハアハア云つて此上あたりに休み居るならんト三人嘲(あざ)みながら上(のぼ)るに道人は居ず五六丁の間は屈曲(をりまがり)てもよく先が見えるに後影もなし若(も)しやは近きを
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)