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屈託
ふりがな文庫
“屈託”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くったく
84.2%
くつたく
15.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くったく
(逆引き)
彼はホテルの十日間を、何の
屈託
(
くったく
)
もなく、
腕白小僧
(
わんぱくこぞう
)
の様にほがらかに暮した。ホテルのボートを借りて湖水を
漕
(
こ
)
ぎ
廻
(
まわ
)
るのが日課だった。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「それにも及ぶまい。どっちにしても何とか埒をあけるからくよくよするな。胸に
屈託
(
くったく
)
があると粗匇をする。奉公を専一に気をつけろ」
籠釣瓶
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
屈託(くったく)の例文をもっと
(48作品)
見る
くつたく
(逆引き)
村落
(
むら
)
の
端
(
はし
)
から
端
(
はし
)
まで
皆
(
みな
)
同
(
どう
)
一の
仕事
(
しごと
)
に
屈託
(
くつたく
)
して
居
(
ゐ
)
るのだから
其
(
そ
)
の
季節
(
きせつ
)
を
假令
(
たとひ
)
自分
(
じぶん
)
が
忘
(
わす
)
れたとしても
全
(
まつた
)
く
忘
(
わす
)
れ
去
(
さ
)
ることの
出來
(
でき
)
るものではない。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
疲れては乘り、
屈託
(
くつたく
)
しては歩き、十二里の長丁場を樂々と征服して、藤澤へあと五六町といふところまで來たのは、第一日の
申刻
(
なゝつ
)
過ぎ——。
銭形平次捕物控:082 お局お六
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
屈託(くつたく)の例文をもっと
(9作品)
見る
“屈託”の意味
《名詞》
屈託(くったく)
いろいろ心配すること。くよくよすること。
疲労や退屈なことでいやになること。
(出典:Wiktionary)
屈
常用漢字
中学
部首:⼫
8画
託
常用漢字
中学
部首:⾔
10画
“屈託”で始まる語句
屈託顔
屈託気
検索の候補
屈託顔
屈託気
全屈託
“屈託”のふりがなが多い著者
佐々木邦
アーサー・コナン・ドイル
吉川英治
林不忘
尾崎士郎
織田作之助
夏目漱石
福沢諭吉
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泉鏡花