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『籠釣瓶』
ふりがな文庫
『
籠釣瓶
(
かごつるべ
)
』
次郎左衛門が野州佐野の宿を出る朝は一面に白い霜が降りていた。彼に伴うものは彼自身のさびしい影と、忠実な下男の治六だけであった。彼はそのほかに千両の金と村正の刀とを持っていた。享保三年の冬は暖かい日が多かったので、不運な彼も江戸入りまでは都合 …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2時間10分(500文字/分)
朗読目安時間
約3時間37分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
灯
(
ほ
)
情
(
すげ
)
主
(
しゅう
)
紅
(
か
)
下
(
しも
)
頭
(
かぶり
)
面
(
づら
)
廓
(
なか
)
優
(
ま
)
親
(
しん
)
暁
(
あ
)
縛
(
くく
)
幇間
(
たいこ
)
気質
(
きしつ
)
水谷
(
みずのや
)
庇
(
かげ
)
食
(
く
)
柄
(
つか
)
素
(
そ
)
彼女
(
かれ
)
人形
(
ひとがた
)
以
(
も
)
粧
(
つく
)
節
(
ぶし
)
忌
(
いや
)
大
(
だい
)
暢
(
のび
)
降
(
お
)
裳
(
すそ
)
禿
(
かむろ
)
先
(
せん
)
光
(
みつ
)
解
(
げ
)
異
(
い
)
出
(
い
)
口
(
ふり
)
身代
(
みのしろ
)
生
(
い
)
続
(
つづ
)
細紐
(
しごき
)
細
(
こま
)
小
(
こ
)
店
(
たな
)
宿
(
しゅく
)
廉
(
やす
)
家
(
いえ
)
後日
(
ごにち
)
奴僕
(
しもべ
)
糊口
(
くちすぎ
)
行燈
(
あんどう
)
空
(
から
)
衾
(
よぎ
)
報
(
しら
)
穢
(
きたな
)
在所
(
ざいしょ
)
貶
(
おと
)
白痴
(
こけ
)
否
(
いや
)
名代
(
みょうだい
)
手負
(
てお
)
古河
(
ふるかわ
)
町
(
ちょう
)
田面
(
たづら
)
身請
(
みう
)
抓
(
つね
)
田地
(
でんぢ
)
償
(
つぐの
)
歳暮
(
くれ
)
一目
(
いちもく
)
欺
(
だま
)
泛
(
う
)
検
(
あらた
)
浅薄
(
あさはか
)
根
(
こん
)
亡
(
ほろ
)
鞘当
(
さやあて
)
溝
(
どぶ
)
面
(
つら
)
雁
(
がん
)
陰
(
くも
)
阿兄
(
おあにい
)
焼刃
(
やいば
)
兄
(
あに
)
免
(
ゆる
)
長年
(
ちょうねん
)
長
(
た
)
達
(
た
)
斜
(
はす
)
切
(
せつ
)
捜
(
さぐ
)
紙鳶
(
たこ
)
浮橋
(
うきはし
)
渡世
(
とせい
)
測
(
はか
)
独身
(
ひとりみ
)
粉炭
(
こなずみ
)
潰
(
つぶ
)
焔
(
ほのお
)
猜
(
そね
)
瑕
(
きず
)