“長年”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ながねん64.7%
ちょうねん26.5%
チャンネン5.9%
ながとし2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まえとは長年ながねんいっしょにくらしてたが、おまえはただの一言ひとこともわたしの言葉ことばそむかなかった。わたしたちはしあわせであったとおもう。
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
どうしても三年以上は長年ちょうねんするという約束をしてくれなければ困る。その代りに夏冬の仕着せはこっちでてやって、年に三両の給金をやる
半七捕物帳:20 向島の寮 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
まる一年一定の家で働く者を長年チャンネンと称するし、その日その日で働く者は短工トアンクンと言い、自分で耕作をするかたわら、年越し
故郷 (新字新仮名) / 魯迅(著)
楠正成、名和長年ながとし以下の凱旋がいせん諸将を従えられ、『増鏡』に依ると、其の行列は二条富小路の内裏だいりから、東寺の門まで絡繹らくえきとして続いたとある。
四条畷の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)