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歳暮
ふりがな文庫
“歳暮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せいぼ
47.9%
くれ
41.7%
さいぼ
6.3%
せえぼ
2.1%
としくれ
2.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいぼ
(逆引き)
土地
(
とち
)
にて、いなだは
生魚
(
なまうを
)
にあらず、
鰤
(
ぶり
)
を
開
(
ひら
)
きたる
乾
(
ひ
)
ものなり。
夏中
(
なつぢう
)
の
好
(
いゝ
)
下物
(
さかな
)
、
盆
(
ぼん
)
の
贈答
(
ぞうたふ
)
に
用
(
もち
)
ふる
事
(
こと
)
、
東京
(
とうきやう
)
に
於
(
お
)
けるお
歳暮
(
せいぼ
)
の
鮭
(
さけ
)
の
如
(
ごと
)
し。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
歳暮(せいぼ)の例文をもっと
(23作品)
見る
くれ
(逆引き)
何事も何事も自分を相談相手にしてゐた夫は、さぞ
歳暮
(
くれ
)
の忙しさに手廻りかねてゐるであらう、店の者達の仕着せもまだ整へてなかつた。
四十余日
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
歳暮(くれ)の例文をもっと
(20作品)
見る
さいぼ
(逆引き)
殊に
歳暮
(
さいぼ
)
の夜景の如き
橋上
(
けうじやう
)
を往来する車の
灯
(
ひ
)
は沿岸の
燈火
(
とうくわ
)
と相乱れて
徹宵
(
てつせう
)
水の上に
揺
(
ゆらめ
)
き動く
有様
(
ありさま
)
銀座街頭の
燈火
(
とうくわ
)
より
遥
(
はるか
)
に美麗である。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
歳暮(さいぼ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
せえぼ
(逆引き)
私
(
わし
)
もまア
一寸
(
ちょっと
)
ねお
歳暮
(
せえぼ
)
に上ろうと存じて居りますうちに煩い付きまして、毎年二十八日に上るんでございますが、お歳暮にも御年頭にも出られません、礼が欠けますと何だか気になります
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
歳暮(せえぼ)の例文をもっと
(1作品)
見る
としくれ
(逆引き)
そのお喜びにお
歳暮
(
としくれ
)
のとりやりも立消えとなりしその代はり、おしめの詮索、玩具の買ひ入れ、御余念もなきその内に、年も明けお枕直しも済みて、奥様は従前の通り御出勤。
今様夫婦気質
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
歳暮(としくれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“歳暮”の解説
歳暮(せいぼ、さいぼ)は、「年(歳)の暮れ」のことである。歳末(さいまつ)・歳晩(さいばん)。
1年の終わり12月の季語でもある。また比喩として、人生のうち老年期を意味する。
日本では、暮れに世話になった人に対し感謝するなどの歳暮周り(せいぼまわり)と呼ばれる年中行事が行われることが多い。このときに贈り物がされるが、この贈答品がお歳暮と呼ばれ、現在では「歳暮」「お歳暮」といった場合、この贈答品、または贈り物の習慣を指すことが一般的である。
(出典:Wikipedia)
歳
常用漢字
中学
部首:⽌
13画
暮
常用漢字
小6
部首:⽇
14画
“歳暮”で始まる語句
歳暮景色
検索の候補
御歳暮
針歳暮
歳暮景色
“歳暮”のふりがなが多い著者
下村湖人
木下尚江
三遊亭円朝
近松秋江
壺井栄
徳冨蘆花
清水紫琴
水野仙子
林不忘
作者不詳