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夏中
ふりがな文庫
“夏中”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なつじゅう
50.0%
なつぢう
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なつじゅう
(逆引き)
此
夏中
(
なつじゅう
)
は開け放ちたる窓より聞ゆる物音に悩まされ
候事
(
そろこと
)
一方
(
ひとかた
)
ならず色々修繕も試み候えども
寸毫
(
すんごう
)
も
利目無之
(
ききめこれなく
)
夫
(
それ
)
より
篤
(
とく
)
と熟考の末家の真上に二十尺四方の部屋を
カーライル博物館
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
夏中
(
なつじゅう
)
見あきるほど見せつけられた彼の白雲は、まあどこへ行ったやらと思う。
秋風
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
夏中(なつじゅう)の例文をもっと
(2作品)
見る
なつぢう
(逆引き)
土地
(
とち
)
にて、いなだは
生魚
(
なまうを
)
にあらず、
鰤
(
ぶり
)
を
開
(
ひら
)
きたる
乾
(
ひ
)
ものなり。
夏中
(
なつぢう
)
の
好
(
いゝ
)
下物
(
さかな
)
、
盆
(
ぼん
)
の
贈答
(
ぞうたふ
)
に
用
(
もち
)
ふる
事
(
こと
)
、
東京
(
とうきやう
)
に
於
(
お
)
けるお
歳暮
(
せいぼ
)
の
鮭
(
さけ
)
の
如
(
ごと
)
し。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
切首と申候と云ければ大岡殿見られて成程
汝
(
なんぢ
)
が
首筋
(
くびすぢ
)
には大きなる
疵
(
きず
)
が見える其疵は又
何
(
どう
)
して付られしぞ
隱
(
かく
)
さずに申せと云れければ多兵衞はナニ
隱
(
かく
)
しませう此疵は一昨年の
夏中
(
なつぢう
)
供先
(
ともさき
)
にて
喧嘩
(
けんくわ
)
御座候節陸尺の七右衞門と申者に
切
(
きら
)
れ
此通
(
このとほ
)
りの疵に相成しと申ければナニ供先の
喧嘩
(
けんくわ
)
で切れ夫故其疵に成たるとな
夫
(
それ
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
夏中(なつぢう)の例文をもっと
(2作品)
見る
夏
常用漢字
小2
部首:⼢
10画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“夏”で始まる語句
夏
夏侯惇
夏侯淵
夏蜜柑
夏休
夏痩
夏花
夏目漱石
夏目
夏至
検索の候補
中夏
此夏中
當夏中
夏季休暇中
“夏中”のふりがなが多い著者
作者不詳
夏目漱石
泉鏡花
宮本百合子