“生魚”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
なまうお22.2%
なまうを22.2%
なまざかな22.2%
なま16.7%
さかな5.6%
しなもの5.6%
ローフイシユ5.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“生魚”を含む作品のジャンル比率
産業 > 商業 > 商業100.0%
歴史 > 伝記 > 日本12.5%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
何と生魚なまうおを、いきなり古新聞に引包ひッつつんだのを、爺様は汚れた風呂敷にいて、茣蓙ござの上へ、首に掛けて、てくりてくりとく。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
半七はそっと掃溜めをのぞいてみると、魚の骨はみな生魚なまうおであるらしかった。
半七捕物帳:32 海坊主 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
一家族の人々は船からあがつて、暗いランプのついた狭い汚い間で、兼ねて噂に聞いて居る生魚なまうをとむきみ汁とを食つた。
(新字旧仮名) / 田山花袋(著)
土地とちにて、いなだは生魚なまうをにあらず、ぶりひらきたるものなり。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
彼らは白いお米で生魚なまざかなが毎日食べられ、その上一日二円ぐらいの日当がもらえるのだから、いつも来年を約して村に戻って行ったものです。
そのうちに、ねこは、生魚なまざかなよりべないことが、みんなにわかったのでした。
小ねこはなにを知ったか (新字新仮名) / 小川未明(著)
もう何も言はずに、源太郎はお文の取り寄せて呉れた生魚なますしを喰べてゐた。
鱧の皮 (新字旧仮名) / 上司小剣(著)
もう何も言はずに、源太郎はお文の取り寄せて呉れた生魚なまの鮓を喰べてゐた。
鱧の皮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
それでも若いうちは有難いもので、その晩一寝入りしますと又、翌る朝は何とのう生魚さかなを売りに行きとうなります。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
と表の往来へ走り出した、生魚さかな陸上あげるのと、おんなじ呼吸でどこを当てともなくエッサエッサと走り出したので消防組と市場の体験のある者以外は皆バタバタと落伍してアトにはイキのいいピンピンした連中ばかりが残ってしまった。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
第一、生魚しなものをば持って来る漁師が、漁獲高とれだかを数えて持って来る者は一人も居りまっせん。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
生魚ローフイシユを食はぬ西洋人も、牡蠣だけは一向平氣に食ふことは日本人以上である。
異国さかな雑談 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)