トップ
>
生魚
>
なまざかな
ふりがな文庫
“
生魚
(
なまざかな
)” の例文
いままで、
生魚
(
なまざかな
)
でなければ
食
(
た
)
べなかった、ぜいたくなねこは、ふいに、
人家
(
じんか
)
もない
寂
(
さび
)
しい
場所
(
ばしょ
)
へ、ただ
独
(
ひと
)
り
置
(
お
)
かれたので、
驚
(
おどろ
)
いてしまいました。
小ねこはなにを知ったか
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
卯一郎 (鼻を鳴らし)
生魚
(
なまざかな
)
をいぢつて来たな。云つとくがね、おれはその
臭
(
にほ
)
ひが何よりも嫌ひなんだ。奥さんには、もう何度も云つた筈だが、お前はまだ来たてで、教はつてなけれや仕方がない。
医術の進歩
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
彼らは白いお米で
生魚
(
なまざかな
)
が毎日食べられ、その上一日二円ぐらいの日当がもらえるのだから、いつも来年を約して村に戻って行ったものです。いまの仙川牧場はその頃から御縁がついていたのでした。
一商人として:――所信と体験――
(新字新仮名)
/
相馬愛蔵
、
相馬黒光
(著)
桜花
(
はな
)
あかり
廚
(
くりや
)
にさせば
生魚
(
なまざかな
)
鉢
(
はち
)
に三ぼん
冴
(
さ
)
えひかりたり
桜
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
「これから、
生魚
(
なまざかな
)
をあまりやらないようにして、なんでも
食
(
た
)
べる
癖
(
くせ
)
をつけなければいけません。あまりわがままにすると、ねこだって、いけなくなってしまいます。」
小ねこはなにを知ったか
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
そのうちに、ねこは、
生魚
(
なまざかな
)
より
食
(
た
)
べないことが、みんなにわかったのでした。
小ねこはなにを知ったか
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“生魚”の意味
《名詞》
生 魚 (せいぎょ, なまうお, なまざかな)
(せいぎょ) 生きている魚。
(せいぎょ) 新鮮な魚。
(なまうお, なまざかな) 煮たり焼いたりしていない魚。
(出典:Wiktionary)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死