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廚
ふりがな文庫
“廚”の読み方と例文
読み方
割合
くりや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くりや
(逆引き)
その
廚
(
くりや
)
の
方
(
かた
)
には人の
気勢
(
けはい
)
だになきを、日の色白く、
梁
(
うつばり
)
の黒き中に、
渠
(
かれ
)
ただ一人渋茶のみて、
打憩
(
うちやす
)
ろうていたりけり。
一景話題
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「かしこまりました。
大膳職
(
だいぜんしょく
)
はさっきからそのご
命
(
めい
)
を
待
(
ま
)
ちかねてうろうろうろうろ
廚
(
くりや
)
の中を歩きまわっております」
四又の百合
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
たぶん宿の
廚
(
くりや
)
の料理人が引致して連れて行ったものらしく、ともかくもちょうどその晩宿の本館は一団の軍人客でたいそうにぎやかであったそうである。
あひると猿
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
廚(くりや)の例文をもっと
(15作品)
見る
廚
漢検準1級
部首:⼴
15画
“廚”を含む語句
御廚子
庖廚
廚子
廚房
廚女
廚裡
廚裏
廚辺
御廚
玉虫廚子
粮廚
行廚
“廚”のふりがなが多い著者
巌谷小波
高浜虚子
紫式部
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
薄田泣菫
泉鏡花
森鴎外
岡本かの子
芥川竜之介
宮沢賢治