“生魚(なま)” の例文
犬は何か肉片のような物を銜(くわ)えて、一目散に走り過ぎようとした。生魚(なま)の盤台から切身でも盗んだか——彦兵衛はむしろ微笑もうとした。
もう何も言はずに、源太郎はお文の取り寄せて呉れた生魚(なま)の鮓を喰べてゐた。
鱧の皮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
もう何も言はずに、源太郎はお文の取り寄せて呉れた生魚(なま)の鮓(すし)を喰べてゐた。
鱧の皮 (新字旧仮名) / 上司小剣(著)