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生魚
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なまうを
ふりがな文庫
“
生魚
(
なまうを
)” の例文
土地
(
とち
)
にて、いなだは
生魚
(
なまうを
)
にあらず、
鰤
(
ぶり
)
を
開
(
ひら
)
きたる
乾
(
ひ
)
ものなり。
夏中
(
なつぢう
)
の
好
(
いゝ
)
下物
(
さかな
)
、
盆
(
ぼん
)
の
贈答
(
ぞうたふ
)
に
用
(
もち
)
ふる
事
(
こと
)
、
東京
(
とうきやう
)
に
於
(
お
)
けるお
歳暮
(
せいぼ
)
の
鮭
(
さけ
)
の
如
(
ごと
)
し。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一家族の人々は船から
上
(
あが
)
つて、暗いランプのついた狭い汚い間で、兼ねて噂に聞いて居る
生魚
(
なまうを
)
とむきみ汁とを食つた。
朝
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
如是我聞
(
によぜがもん
)
、
仏説阿弥陀経
(
ぶつせつあみだけう
)
、声は松風に
和
(
くわ
)
して心のちりも吹払はるべき
御寺様
(
おんてらさま
)
の
庫裏
(
くり
)
より
生魚
(
なまうを
)
あぶる
烟
(
けぶ
)
なびきて、
卵塔場
(
らんたうば
)
に
嬰子
(
やや
)
の
襁褓
(
むつき
)
ほしたるなど、お宗旨によりて
搆
(
かま
)
ひなき事なれども
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
並べ其前には
大盤臺
(
おほばんだい
)
に
生魚
(
なまうを
)
山
(
やま
)
の如く仕入
板前
(
いたまへ
)
煮方
(
にかた
)
其外とも都て江戸風を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
如是我聞
(
によぜがもん
)
、
佛説阿彌陀經
(
ぶつせつあみだけう
)
、
聲
(
こゑ
)
は
松風
(
まつかぜ
)
に
和
(
くわ
)
して
心
(
こゝろ
)
のちりも
吹拂
(
ふきはら
)
はるべき
御寺樣
(
おんてらさま
)
の
庫裏
(
くり
)
より
生魚
(
なまうを
)
あぶる
烟
(
けぶ
)
なびきて、
卵塔塲
(
らんたうば
)
に
嬰兒
(
やゝ
)
の
襁褓
(
むつき
)
ほしたるなど、お
宗旨
(
しうし
)
によりて
搆
(
かま
)
ひなき
事
(
こと
)
なれども
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“生魚”の意味
《名詞》
生 魚 (せいぎょ, なまうお, なまざかな)
(せいぎょ) 生きている魚。
(せいぎょ) 新鮮な魚。
(なまうお, なまざかな) 煮たり焼いたりしていない魚。
(出典:Wiktionary)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死