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嬰子
ふりがな文庫
“嬰子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にが
14.3%
あかご
14.3%
えいじ
14.3%
みどりご
14.3%
やや
14.3%
ややこ
14.3%
やゝ
14.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にが
(逆引き)
「
早
(
はよ
)
う内さ行くべし。
汝
(
われ
)
が
嬰子
(
にが
)
はおっ
死
(
ち
)
ぬべえぞ。赤痢さとッつかれただ」
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
嬰子(にが)の例文をもっと
(1作品)
見る
あかご
(逆引き)
誰一人ほとんど
跫音
(
あしおと
)
を立てなかった処へ、屋根は熱し、天井は蒸して、吹込む風もないのに、かさかさと聞こえるので、
九十九折
(
つづらおり
)
の山路へ、一人、
篠
(
しの
)
、熊笹を分けて、
嬰子
(
あかご
)
の
這出
(
はいだ
)
したほど
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
嬰子(あかご)の例文をもっと
(1作品)
見る
えいじ
(逆引き)
蓋を払って見ると、中に納めてあるのは、一尺二三寸の立像が一つ、恐ろしく
煤
(
すす
)
に
塗
(
まみ
)
れておりますが、慈眼を垂れて、
確
(
しか
)
と
嬰子
(
えいじ
)
を抱いた様子は、見馴れた仏様の姿態ではありません。
銭形平次捕物控:095 南蛮仏
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
嬰子(えいじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
みどりご
(逆引き)
嬰子
(
みどりご
)
の
昔
(
むかし
)
にかへり
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
嬰子(みどりご)の例文をもっと
(1作品)
見る
やや
(逆引き)
如是我聞
(
によぜがもん
)
、
仏説阿弥陀経
(
ぶつせつあみだけう
)
、声は松風に
和
(
くわ
)
して心のちりも吹払はるべき
御寺様
(
おんてらさま
)
の
庫裏
(
くり
)
より
生魚
(
なまうを
)
あぶる
烟
(
けぶ
)
なびきて、
卵塔場
(
らんたうば
)
に
嬰子
(
やや
)
の
襁褓
(
むつき
)
ほしたるなど、お宗旨によりて
搆
(
かま
)
ひなき事なれども
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
嬰子(やや)の例文をもっと
(1作品)
見る
ややこ
(逆引き)
すわせていましたと申しますのでどんなあじがするといいましたら
嬰子
(
ややこ
)
のときのことはおぼえていないけれどもいま飲んでみるとふしぎな甘いあじがします
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
嬰子(ややこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
やゝ
(逆引き)
見
(
み
)
るが
切
(
せ
)
めての
樂
(
たの
)
しみなり
我
(
わ
)
れは
望
(
のぞ
)
みとて
無
(
な
)
き
身
(
み
)
なれば
生涯
(
しやうがい
)
この
家
(
や
)
に
御奉公
(
ごほうこう
)
して
御
(
お
)
二
タ
方
(
かた
)
さま
朝夕
(
あさゆふ
)
の
御世話
(
おせわ
)
さては
嬰子
(
やゝ
)
さま
生
(
う
)
まれ
給
(
たま
)
ひての
御抱
(
おだ
)
き
守
(
も
)
り
何
(
なに
)
にもあれ
心
(
こゝろ
)
を
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
嬰子(やゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
嬰
漢検準1級
部首:⼥
17画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“嬰”で始まる語句
嬰児
嬰兒
嬰
嬰孩
嬰鬼
嬰坊
嬰女
嬰守
嬰寧
嬰粟
“嬰子”のふりがなが多い著者
伊良子清白
樋口一葉
谷崎潤一郎
有島武郎
泉鏡花
野村胡堂