“嬰子”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あかご16.7%
えいじ16.7%
にが16.7%
みどりご16.7%
やや16.7%
ややこ16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“嬰子”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ト、今まで、誰一人ほとんど跫音あしおとを立てなかった処へ、屋根は熱し、天井は蒸して、吹込む風もないのに、かさかさと聞こえるので、九十九折つづらおりの山路へ、一人、しの、熊笹を分けて、嬰子あかご這出はいだしたほど、思いも掛けねば無気味である。
木の子説法 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
蓋を払って見ると、中に納めてあるのは、一尺二三寸の立像が一つ、恐ろしくすすまみれておりますが、慈眼を垂れて、しか嬰子えいじを抱いた様子は、見馴れた仏様の姿態ではありません。
はよう内さ行くべし。われ嬰子にがはおっぬべえぞ。赤痢さとッつかれただ」
カインの末裔 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
「笠井の四国猿めが、嬰子にが事殺しただ。殺しただあ」
カインの末裔 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
嬰子みどりごむかしにかへり
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
卵塔場らんたうば嬰子やや襁褓むつきほしたるなど、お宗旨によりてかまひなき事なれども、法師を木のはしと心得たる目よりは、そぞろになまぐさく覚ゆるぞかし
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
姉さんははじめさんを生んだときから子供にはばあやの乳があるので静さん吸っておくれといっておりおり私に乳をすわせていましたと申しますのでどんなあじがするといいましたら嬰子ややこのときのことはおぼえていないけれどもいま飲んでみるとふしぎな甘いあじがします
蘆刈 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)