“嬰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あか68.8%
えい18.8%
6.3%
かか6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとつ田に、兵と百姓とはすねうずめてなえを植えた。働く蜀兵の背中に負われているあかン坊を見ると、それは魏の百姓の子であった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
作品一三一の「四重奏曲えいハ短調」は後の二曲と共にベートーヴェンの最大傑作だが、演奏はカペエとブッシュと二つの名盤がある。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
りようの・むしたる、(一一二)擾狎ぜうかふしてし。しかれどもその喉下こうか(一一三)逆鱗げきりん(一一四)徑尺けいしやくなるあり。ひとこれるるあればすなはかならひところす。人主じんしゆにもまた逆鱗げきりんり。
平面か斜面になっているのにこの雪田はほとんど立体になって、狭い代りに厚味がある、北風で崖へ崖へと吹き寄せられかかって尖立したまま、凝って雪山となったのであろう、月影を浴び
奥常念岳の絶巓に立つ記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)