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退嬰
ふりがな文庫
“退嬰”の読み方と例文
読み方
割合
たいえい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいえい
(逆引き)
閑寂をもとめ平淡を愛しながら、なお決して世を離れるような
退嬰
(
たいえい
)
的な態度をとらしめるに至らなかった
所以
(
ゆえん
)
はここにあると私は思う。
左千夫先生への追憶
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
文芸に対するこのような解釈は、私には少しも
退嬰
(
たいえい
)
的なものとは考えられない。かえって非常に、健全なもののように思われる。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
日本は今日の財力を守って孤島に
退嬰
(
たいえい
)
し、果して
能
(
よ
)
く無限に繁殖するその人口を維持する事が出来ようか。
所詮
(
しょせん
)
不可能である。
三たび東方の平和を論ず
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
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(19作品)
見る
“退嬰”の意味
《名詞》
退嬰(たいえい)
尻込みして、後に引くこと。新しい物事を積極的に取り入れようとしないこと。
(出典:Wiktionary)
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
嬰
漢検準1級
部首:⼥
17画
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