“退嬰的”の読み方と例文
読み方割合
たいえいてき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そう考えると、今日のように保守的といわんよりは退嬰的たいえいてきな、そして勉強の足りない編集方針を延長していったのでは、必ず早晩大きな破綻はたんを生ずるにちがいない。
しかし本来の風雅の道は決して人を退嬰的たいえいてきにするためのものではなかったと思う。
俳諧の本質的概論 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
生きた魂は退嬰的たいえいてきだ! ところが、社会主義的社会の人間は、少し死人臭いにおいはするけれど、ゴムで作ることができる——しかし、その代わり生きていない、その代わり意志がない