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『今様夫婦気質』
ふりがな文庫
『
今様夫婦気質
(
いまようふうふかたぎ
)
』
素麺は潰しても潰しの利かぬ学者の奥様 山の手のどこやらに、是波霜太様とて、旦那は日々さるお役所の属官勤め、お髭もまだ薄墨の、多くはあらぬ御俸給ながら、奥様もさる学校の女教師様、お二方の収入を、寄合世帯の御仲睦しく、どちらが御主人とも分らぬ御 …
著者
清水紫琴
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「女学雑誌」1897(明治30)年7月25日、8月10日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
良人
(
あなた
)
待遇
(
あしらひ
)
歳暮
(
としくれ
)
容貌
(
きりやう
)
交際
(
つきあひ
)
老媼
(
ばあや
)
革提
(
カバン
)
吃驚
(
びつくり
)
嚢
(
ぶくろ
)
失策
(
しくじり
)
緒
(
いとぐち
)
甘
(
うま
)
鑑識
(
めがね
)
費物
(
ものいり
)
財宝
(
たから
)
調
(
ととの
)
疚
(
やま
)
生活
(
くらし
)
機関
(
からくり
)
払筥
(
はらひばこ
)
打人
(
うちて
)
価値
(
ねうち
)