“紙鳶”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たこ89.1%
いかのぼり5.5%
だこ5.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“紙鳶”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術史 美術史40.0%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本4.6%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語3.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
劃然と画き出されたのをふと心付いて眺めた時には、未だ十一、二の少年であった自分も、紙鳶たこの糸を巻くことさえ忘れて
秩父の奥山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
「ここにいるのはおかみさんの子供かえ、おとなしそうな児だ。小父さんが御歳暮に紙鳶たこを買ってやろうじゃねえか。ここへ来ねえ」
半七捕物帳:17 三河万歳 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
男の紙鳶いかのぼりといってたこを揚げるというのが春の遊びで、どこともなく陽気なものでございます。
自分が絵解えどきをした絵本、自分が手をとって習わせた難波津なにわづの歌、それから、自分が尾をつけた紙鳶いかのぼり——そう云う物も、まざまざと、自分の記憶に残っている。
忠義 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
風はなかなか吹き止まないで、寺内の大きいけやきの梢をひゅうひゅうと揺すって通ると、その高い枝にかかっている破れ紙鳶だこが怪しい音を立ててがさがさと鳴った。
半七捕物帳:69 白蝶怪 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
或時は白井樣の子供衆のために大奉八枚張の大紙鳶だここしらへた事もあつた。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)