“大紙鳶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおだこ50.0%
おほたこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
午後本(ほん)を読んで居ると、空中(くうちゅう)に大きな物の唸(うな)り声が響く。縁から見上げると、夏に見る様な白銅色の巻雲(けんうん)を背(うしろ)にして、南の空(そら)に赤い大紙鳶(おおだこ)が一つ颺(あが)って居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
加之(のみならず)何事にも器用な人で、割烹(れうり)の心得もあれば、植木弄(いじ)りも好き、義太夫と接木(つぎき)が巧者(じやうず)で、或時は白井様の子供衆のために、大奉(だいほう)八枚張の大紙鳶(おほたこ)を拵へた事もあつた。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)