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紙鳶糸
ふりがな文庫
“紙鳶糸”の読み方と例文
旧字:
紙鳶絲
読み方
割合
たこいと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たこいと
(逆引き)
夏なんぞは熱くて寐られないと、
紙鳶糸
(
たこいと
)
に杉の葉を附けて、そいつを持って塀の上に乗って涼んでいる。下を通る奴は災難だ。頭や頬っぺたをちょいちょい杉の葉でくすぐられる。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
風に乗った
紙鳶糸
(
たこいと
)
の如く勢いよく行ったそこの繩に手でもかけようものなら、上の綱を走る小車の力に引かれて、自分の体も岩角からトンボを打って
奈落
(
ならく
)
へのぞんでいたかもわかりません。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
紙鳶糸(たこいと)の例文をもっと
(2作品)
見る
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
鳶
漢検準1級
部首:⿃
14画
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
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紙鳶堂
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吉川英治
森鴎外