“大紙房”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ターシーファン66.7%
だいしぼう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私たちの一行六人は北門外の大紙房ターシーファンという村に移って、劉という家の一室に止宿ししゅくしていたが、一室といっても別棟の広い建物で、満洲普通の農家ではあるが、比較的清浄に出来ているので
はなしの話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
私たちの一行六人は北門外の大紙房ターシーファンという村に移って、劉という家の一室に止宿していたが、一室といっても別棟の広い建物で、満洲普通の農家ではあるが、比較的清浄に出来ているので
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
日露戦争の際、私は東京日々とうきょうにちにち新聞社から通信員として戦地へ派遣された。三十七年の九月、遼陽りょうようより北一はん大紙房だいしぼうといふ村に宿とまつて、滞留約半月はんつき
雨夜の怪談 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)