“大紙屋”の読み方と例文
読み方割合
おほがみや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕はその大紙屋おほがみやのあつた「馬車通り」(「馬車通り」と云ふのはあたりへ通ふガタ馬車のあつた為である。)
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
しかし僕の友だちは長い年月としつきの流れるのにつれ、もう全然僕などとは縁のない暮らしをしてゐるであらう。僕は四五年まへ簡閲点呼かんえつてんこ大紙屋おほがみや岡本をかもとさんと一しよになつた。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)