トップ
>
紙鳶
>
だこ
ふりがな文庫
“
紙鳶
(
だこ
)” の例文
私は竹と半紙で『するめ
紙鳶
(
だこ
)
』を手造りにすることを覺えました。それを村はづれの岡の上へ持つて行つて、他の子供と競爭で揚げました。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
植木
弄
(
いじ
)
りも好き、義太夫と接木が巧者で、或時は白井樣の子供衆のために大奉八枚張の大
紙鳶
(
だこ
)
を
拵
(
こしら
)
へた事もあつた。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
風はなかなか吹き止まないで、寺内の大きい
欅
(
けやき
)
の梢をひゅうひゅうと揺すって通ると、その高い枝にかかっている破れ
紙鳶
(
だこ
)
が怪しい音を立ててがさがさと鳴った。
半七捕物帳:69 白蝶怪
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“紙鳶(
凧
)”の解説
凧(たこ)とは、糸で牽引して揚力を起こし、空中に飛揚させる物。木や竹などの骨組みに紙、布、ビニールなどを張って、紐で反りや形を整えて作られる。世界各地にある。日本では正月の遊びとして知られ、古語あるいは地方名で紙鳶(しえん)、ハタ、いか(イカ)などとも言う。
(出典:Wikipedia)
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
鳶
漢検準1級
部首:⿃
14画
“紙鳶”で始まる語句
紙鳶絲
紙鳶堂
紙鳶糸