“奴凧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やっこだこ67.9%
やつこだこ25.0%
ひとつこぱだ3.6%
やっこたこ3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と同時に目の前を、奴凧やっこだこのように肩を張って、威張りに威張りながら通りぬけようとしていたのは、三十二三のぞろりとした男です。
榮子は英也の向側に坐つたお照の横に、綿入わたいれを何枚も重ねてふくれた袖を奴凧やつこだこのやうに広げて立つて
帰つてから (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
(何だぃ。あったな雨ればぐなるような奴凧ひとつこぱだこさ、食えのもうげなぃの機嫌きげんりやがて。)嘉吉はまたそう云ったけれどもすこしもそれにさからうでもなくただつらそうにしくしく泣いているおみちのよごれた小倉こくらの黒いえりやふるうせなかを
十六日 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
私の少年時代の玩具といえば、春は紙鳶たこ、これにも菅糸すがいとげる奴凧やっこたこがありましたが、今はすたれました。それから獅子、それから黄螺ばい
我楽多玩具 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)