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奴原
ふりがな文庫
“奴原”の読み方と例文
読み方
割合
やつばら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やつばら
(逆引き)
帝王何かあらんや、どころではなく、生来帝王の天質がなく、帝王になったところで、何一つ立派なことの出来る
奴原
(
やつばら
)
ではないのである。
日本文化私観
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
「若僧やるな! 鳥刺しといい貴様といい、愈々
胡散
(
うさん
)
な
奴原
(
やつばら
)
じゃ。どこのどいつかッ。名を名乗らッしゃい? どこから迷って来たのじゃ!」
旗本退屈男:08 第八話 日光に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
「拙者にも縁のある
奴原
(
やつばら
)
だ。と云うより拙者の先生に、深い縁故のある奴だ、退治れば先生のお為にもなる。——
其方
(
そち
)
は逃げろ! 一人で十分!」
前記天満焼
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
奴原(やつばら)の例文をもっと
(17作品)
見る
奴
常用漢字
中学
部首:⼥
5画
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
“奴”で始まる語句
奴
奴隷
奴等
奴僕
奴婢
奴輩
奴凧
奴袴
奴姿
奴国
“奴原”のふりがなが多い著者
押川春浪
南方熊楠
三上於菟吉
国枝史郎
福沢諭吉
中里介山
佐々木味津三
島崎藤村
海野十三
坂口安吾