“奴姿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やっこすがた75.0%
やつこすがた25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折しも湯島台から、近道を、上野山内（さんない）へと急ぐ人と見えて、大なし絆纒（はんてん）、奴姿（やっこすがた）の僕（しもべ）を供につれた若衆（わかしゅ）ひとりと、袖（そで）擦り合わんばかりに行き違ったのであります。
艶容万年若衆 (新字新仮名) ／ 三上於菟吉(著)
最後に進むは奴姿（やっこすがた）の雲突くばかりの大男でニョッキリ脛（はぎ）を剥き出しているのもそれらしくて勇ましい。
紅白縮緬組 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)
奴姿（やつこすがた）の小雀（こすゞめ）は
どんたく：絵入り小唄集 (新字旧仮名) ／ 竹久夢二(著)