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『日本文化私観』
ふりがな文庫
『
日本文化私観
(
にほんぶんかしかん
)
』
僕は日本の古代文化に就て殆んど知識を持っていない。ブルーノ・タウトが絶讃する桂離宮も見たことがなく、玉泉も大雅堂も竹田も鉄斎も知らないのである。況んや、秦蔵六だの竹源斎師など名前すら聞いたことがなく、第一、めったに旅行することがないので、祖 …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「現代文学 第五巻第三号」1942(昭和17)年2月28日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約44分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
裂
(
ざき
)
涯
(
はてし
)
羞
(
はじ
)
体
(
たい
)
呼出
(
よびだし
)
一幅
(
いっぷく
)
如
(
し
)
就
(
つい
)
旺
(
さかん
)
目星
(
めぼ
)
蓋
(
けだ
)
見栄
(
みば
)
誦
(
よ
)
距
(
へだた
)
遥
(
はるか
)
饒舌
(
じょうぜつ
)
下手
(
へた
)
不逞
(
ふてい
)
之
(
これ
)
些少
(
さしょう
)
亦
(
また
)
代物
(
しろもの
)
佃島
(
つくだじま
)
俄
(
にわか
)
凝
(
こ
)
凡
(
およ
)
匙
(
さじ
)
区々
(
まちまち
)
却
(
かえ
)
取手
(
とりで
)
吃
(
ども
)
呆
(
あき
)
呆気
(
あっけ
)
呉
(
く
)
呷
(
あお
)
唸
(
うな
)
喋
(
しゃべ
)
喧嘩
(
けんか
)
四股
(
しこ
)
執
(
と
)
壕
(
ほり
)
外套
(
がいとう
)
夥
(
おびただ
)
奴原
(
やつばら
)
専
(
もっぱ
)
小菅
(
こすげ
)
尠
(
すくな
)
尤
(
もっと
)
屏風
(
びょうぶ
)
屡々
(
しばしば
)
山科
(
やましな
)
嵯峨
(
さが
)
巴里
(
パリ
)
広東
(
カントン
)
座頭
(
ざがしら
)
彎曲
(
わんきょく
)
当
(
あて
)
徒
(
いたず
)
得体
(
えたい
)
微塵
(
みじん
)
恭々
(
うやうや
)
恰
(
あたか
)
恰幅
(
かっぷく
)
憫笑
(
びんしょう
)
憾
(
うら
)
所以
(
ゆえん
)
投擲
(
とうてき
)
担
(
かつ
)
掃
(
は
)
放蕩
(
ほうとう
)
斎堂
(
さいどう
)
普茶
(
ふちゃ
)
普請
(
ふしん
)
朦朧
(
もうろう
)
框
(
かまち
)
檜垣
(
ひがき
)
欠伸
(
あくび
)
欺瞞
(
ぎまん
)
歪
(
ゆが
)
毀
(
こわ
)
汲々
(
きゅうきゅう
)
況
(
いわ
)
流石
(
さすが
)
渉
(
わた
)
片鱗
(
へんりん
)
狢
(
むじな
)
猥
(
みだ
)
猪
(
いのしし
)
痴
(
し
)
盲妹
(
もうまい
)
相撲
(
すもう
)
睨
(
にら
)
祇園
(
ぎおん
)
神火
(
トンド
)
端倪
(
たんげい
)
竹田
(
ちくでん
)
竹藪
(
たけやぶ
)
米
(
メートル
)
糞
(
くそ
)
耽
(
ふけ
)